Slack×Hubot 勉強会に参加してきた
10/24(金)にreluxを運営するLoco Partnersさん主催で行われたSlack×Hubot勉強会に参加してきました。
イベントの詳細はコチラ
タイムテーブル
- 20:00~ 受付開始&ゆるゆると親睦会スタート
- 20:30~ 8分LT×5名
- LiB 米山さん
- クインテット 桐木さん
- Loco Partners 古田さん
- Loco Partners 山口さん
- KAIZEN Platform 長瀬さん
- 21:30~ 懇親会つづき(質疑応答など含む)
8分LTというカタチだったのと、そもそもSlackがそこまでガチで使われておらず、「導入しました」的な内容が多く、カジュアルな雰囲気でした。
LiB 米山さん
ピザ食べててあんまりメモできてないんですが、今年始めたばかりのスタートアップで、エンジニアは米山さん1人という無双感のある方でした。文系な文化がある会社らしく、Chatやターミナルなど、エンジニアが好むものに対してはある種の抵抗感がある雰囲気が伝わってきました。
- Kaizenの事例を見てインスパイアされてSlack×HubotでChatOpsはじめた
- サービス開発もやらないといけないので、休憩時間にHubotを育てる
- 自分がほしいものを作る(閃いたときが休憩時間)
クインテット 桐木さん
- DogOps
- Hubotのアイコンを可愛いワンちゃんに変える
- 愛らしいアイコンで他メンバー(デザイナーとか)の興味を引く
- エンジニアが雑多な業務を全部やるのはツライ
- デザイナーも扱いやすいようにUIが優れているSlackを導入した
- deploy(の手前)もHubot経由
- おまじないを唱えると、リリース用ブランチへのプルリクを作成する(リリースはしない)
- レビュアーアサインもHubot
- レビュアーが集中することもないし、Hubotにお願いされると断れない
- 新しいクチコミが投稿されるとリアルタイムで通知する
- サービスが使われてることをSlack経由で知ることができるので、メールとかよりキャッチアップしやすい
Loco Partners 古田さん
- Loco Partners CTO の古田さんのLT
いまは超高速リリースを掲げてやっている
開発体制大改造の一環でSlack×Hubotを導入
Sevice Integration が充実していて使いやすい
通知系イベントや開発に関する情報はすべてSlackに集約
- HubotをHubにして自動化
- アプリケーションのエラー通知もSlack
- Incoming WebHooksを使えば手軽にスタックトレース含めて貼れる
方針
- ユーザに直接迷惑を書けなければ、まずやってみる
Loco Partners 山口さん
エンジニアが持っている情報源(情報ではなく)を共有する仕組みを作りたかった
- Slackに技術情報共有用のチャンネルを作る
- Qiita APIを叩いて情報を取得する
- miyagawaさん作のHubot-CronでCronセット
結構良さそうで、手軽に作れそう
KAIZEN Platform 長瀬さん
KAIZENのDeveloper Productivity(開発基盤、エンジニアリング基盤みたいなチーム)
運用に関する作業をほとんどSlack×Hubotで実施
- DNS反映
- Chef実行
- セキュリティアップデートのチェックと実施
- QA、デプロイ
- QA環境やStaging環境へのデプロイは自動化
- QA作業も確認用のPull Requestが作成される
- CloudFrontキャッシュ無効化
- 結構便利
アサインBot
- レビュアー
- 障害対応
Hubot経由でいうと、人から言われるわけではないので、なごむ
ライフハックネタ
- Raspberry Piで植物に水をやるアクションをSlackで実施する
HipchatやChatWorkに変わるChatツールとして非常に評判の良いSlackの導入事例を聞くことが出来て、勉強になりました。「やってみた」「導入しました」的なネタが多かったので、もう少し(数ヶ月とか?)したら、ガッツリ使ってChatOpsしてる事例を深く聞けるのかな〜という印象でした。
ただ、そんななかでも
- エラー内容をメールじゃなくてChatで通知する
- サービスが使われてることを通知する(たとえば、予約100件達成! とか クチコミ投稿されたよ! とか)
- 技術情報チャンネルを作る
とかはアイデアが面白くて、やってみたいなと思いました。
また、Loco Partnersの中のエンジニア(古田さん、山口さん)と懇親会でもお話できて、情報交換できたので有意義でした。
一休では、Hipchat×Hubotでやっていますが一部のサービス・チームで先行してSlackを使って「良かった」的な話が出れば、移行も考えていきたいと思った久々の勉強会でした。