kentana20 技忘録

技術ネタを中心に、セミナー、勉強会、書籍、会社での出来事を綴っていきます。不定期更新。

エンジニアだからできる自由な生き方@デブサミ2014(DevelopersSummit2014)

2/13(木)、14(火) に目黒の雅叙園で開催された「Developers Summit 2014」の参加レポート#9です。

f:id:kentana20:20140214183727p:plain

エンジニアだからできる自由な生き方(増井雄一郎〔ミイル/トレタ〕)

@masuidriveこと、増井雄一郎さんによるGeek感満載の自由な生き方のお話。

増井さんの今まで

  • 子供の頃は「ひっそりと聞かない子」だった
  • 中学校のときにMSXを学ぶ
  • 高校の頃からPC付けの日々(受託チックなことをやってた)
  • 大学は文系を選択(工業高校だったので、女子がいた方が楽しいと思った)
  • 起業は二度失敗している

増井さんのかなり自由な働き方

  • 昼頃会社に行く
  • 知り合いの会社に遊びに行く
  • お風呂でも仕事する
  • 公演活動やOSSにも関わる

自由な働き方

  • お金 ・ 時間 ・ 場所 ・ ルール に縛られない
  • 自由を自分で選択できるようになってきた
  • フリーランス≠自由 ・ ノマド≠自由
  • 技術者として好きなものを作り続けたいから自由でいたい

Connecting the dots (by steve jobs)

  • 点(知識)をつないで線(経験)になる
  • 大きなものを作るには多くのthe dotsが必要

増井さんのthe dots

  • OSS
  • Webサービス
  • ブログ、講演、執筆
  • pukiwiki, mobiruby, wri.pe などなど
  • 自分の自由を価値につなげて、社会に認めてもらう
  • 作りたいものが自分のドット

35歳定年説

  • 35歳を超えてもプログラマを続ける(そのためには、環境が大事)
  • 老いていく自分をメンテナンスするのは自分自身しかいない(the dotを打ち続ける)
  • 今持っているものがすべてなくなっても、明日から新しい仕事ができるようにする

自由に働くために

  • 10年後に自分がどうなりたいか
  • 自分の社会を広げるために、「行ったことがないところ・コミュニティに行く」
  • 自由は闘って勝ち取る

所感

増井さんによる、働き方のマインドについてのお話でした。「自由に働く」とは言うのはカンタンですが、実際に実践するのはとても難しいことで、それを地で行っている増井さんのGeekっぷりが伝わってくる、非常にエモーショナルなお話でしたね。

自分も最近はコードを書く時間が減ってきていて、それがストレスになっている部分もあるので「ガッツリコードを書く」「インフラレイヤーの知識を深める」という2つの課題に向き合って"the dots”を増やしていこうと思います。

増井さんほど突き抜けてはやれないかもしれませんが、自分らしくこれからのエンジニア人生を歩んでいきたい、そう思ったセッションでした。