kentana20 技忘録

技術ネタを中心に、セミナー、勉強会、書籍、会社での出来事を綴っていきます。不定期更新。

越境を続ける

この記事はDevLOVE Advent Calendar 2014 「越境」の14日目の記事です。

まずは、このようなイベントを企画してくださったDevLOVEの皆様に御礼申し上げます。DevLOVEのAdventCalendarには去年に「モダンな現場にするために」というタイトルで参加したので、2回目となります。

自己紹介

まずは自己紹介です。はじめまして、 @kentana20 と申します。ソーシャル上やGithubではだいたい @kentana20 でやってます。株式会社一休という会社でエンジニアをしていて、早いもので、もう8年以上会社に在籍しています。入社してから長く、一休.comという宿泊予約サイトの開発・運用・保守を続けてきましたが、今年の春からサービス開発からは一歩引いて、「開発業務改善プロジェクト」を立ち上げて、開発現場を改善する毎日を過ごしています。

自分にとっての越境

さっそくですが、越境の話をします。

  • 今までとは異なる役割にチャレンジする
  • 新しいプロジェクトにチャレンジする
  • 新しいジョブにチャレンジする

などなど、カタチは人によって様々だと思いますが、自分が「越境」という言葉を聞いて思い浮かぶことは「それまでの自分の世界を飛び越えること」です。いまの自分に満足せずに、より高みを目指す過程のなかで、今までに経験したことがない部分にチャレンジをすることが「越境」だと思っています。

越境の連続だった2014年

自分にとって、今年はまさに「越境」の年だったと思っています。特に、以前のブログで書いた、開発業務改善プロジェクトが始まってからの半年で社内でも社外でもイロイロな越境がありましたので、少し紹介させていただきます。

  • 開発業務改善プロジェクトが進み始めた

今年の象徴的な出来事です。id:naoya という心強いアドバイザーとともに一休の現場を改善しています。まだまだ課題は多いですが、チャレンジを続けて、強くて楽しい現場にしていきたいと考えています。そのために、自分も努力を続けて力を付けなくては、と日々感じながら毎日を過ごしています。

  • DevLOVEで登壇した

DevLOVE主催で8月に行われたDevLOVE現場甲子園東日本大会というイベントで登壇する機会をいただき、一休で実施している現場改善のお話をさせていただきました(発表資料はこちら)。はてなブックマークにもホットエントリし、本当に多くの方に見ていただけたみたいで、その後、勉強会やイベントで「見ました〜」とお声がけいただいたり、それがきっかけで交流が深まった社外のエンジニアもいるので、登壇して本当によかったと思っています。

12/6(土)に開催されるDevLOVE現場甲子園日本シリーズにも登壇が決まっていて、8月のお話のリバイバル+αというカタチでお話をさせていただきますので、ご興味のある方はぜひお越しくださいませ!

  • 社外でもスタートアップサービスに関わった

社外の活動として、スタートアップサービスに関わる機会をいただいて、土日でお手伝いみたいなことをしています。1人でやるより、勉強になることも多くて、週末もとても充実しています。

これから越境しようとしていること

DevLOVEだけでなく、他のイベントにも主体的に関わっていきたいと思っています。

  • CROSS2015

@niftyとJAIPAの共催で来年1月に開催されるCROSS2015というイベントにスタッフ兼セッション登壇者というカタチで関われないかと思い、実行委員長の山口さんにアタックして、スタッフとして参加させていただくことになりました。セッションについてはまだ調整中なので、なんとも言えませんが開催できるように動いていきたいと思っています。

翔泳社主催で来年2月に目黒雅叙園で開催されるDevelopers Summit(通称デブサミ)で一休での取組みについてお話させていただきたいと考えて、公募セッションに申込みました。応募倍率が高そうなので、どうなるかはわかりませんが、「当選しますように」という願いを込めて書いておこうと思います。当たりますように!

  • ほか

詳しくは書けないのですが、これ以外にも越境しようとしていることはたくさんあります。

越境はサイコーに楽しい

自分は結構飽きっぽい性格なので、飽きることなく、チャレンジし続ける「越境」はサイコーに楽しいです。もちろん、うまくいくことばかりではなく、課題や問題がバンバン起こります。「なんだよ、もう」と思うこともたくさんありましたが、すべてがうまくいっていたらこんなに充実した時間は過ごせていないと思うので、これからもハードルがあるものにどんどんトライして越境を続けていきたいと思っています。

思いがあれば誰でも越境できる

取り留めのない話をいろいろ書いてきましたが、最後は単純に。自分は「思いが越境につながる」と思っています。現場での不満や自分の欲求、理想とする未来とのギャップなど、思いを強くもつことができれば、誰でも越境できると思います。現に自分はちょうど1年前の今頃に「 id:naoya と一休の現場を良くしよう」と考えて、思いを伝えた結果、プロジェクトがスタートして越境が始まりました。 きっかけはホントにちょっとしたことだと思うので、ぜひ「いま、何をすべきなのか」「何をしたいのか」など、自分の思いをふりかえって次の越境へ向かってほしいと思います。

次回

次回は11/22(土)にDevLOVEでとってもお世話になっている、新井 剛さんとなります。新井さん、よろしくお願いします!!